●講師:吉村一男(フィデューシャリーアドバイザーズ株式会社代表)、久保田真悟(弁護士)
●日時: 2022年 10月 19日(水) 10:00~12:00
●対象: 会社役員、監査部門、監査役、経営企画部門、総務部門、法務部門のご担当者様、また本テーマにご関心のある方
●内容:
【開催にあたって】
2015年のコーポレートガバナンス・コード導入以降、経済産業省を中心に各種の指針やガイドラインを通じてベストプラクティスや様々なフレームワークが示され、上場企業各社においては、コーポレートガバナンスの実効性向上に向けて、様々な取り組みを進め、試行錯誤を重ねているものと思われます。
コーポレートガバナンスを実効性のあるものとするためには、企業経営を企業価値と結びつけて理解することが出発点であり、これらの理解を前提に、取締役会のサポートや投資家への各種施策を実行していくことが重要になります。
本セミナーでは、コーポレートファイナンスや法律の専門家が、コーポレートガバナンスの施策を行う実務担当者や担当役員の方々を対象に、コーポレートガバナンスの実効性向上に向けた効果的な対応を行う前提として必要となる知識や考え方を、欧米の議論を交えてわかりやすく解説していきます。
1.コーポレートガバナンスと企業価値
(1)コーポレートガバナンスの潮流(アクティビスト、バンピトラージ、敵対的買収、対抗TOB)
(2)企業価値とその創造の考え方
2.コーポレートガバナンスにおける取締役会の役割
(1)コーポレートガバナンス・コードとCGSガイドライン
(2)取締役の義務と株主に対する受託者責任
(3)ステークホルダー対応と非財務情報の開示
(4)取締役会事務局機能の強化
3.コーポレートガバナンスにおけるコーポレートファイナンス理論の使い方
(1)M&Aにおけるファイナンス理論の使い方
(2)資本還元におけるファイナンス理論の使い方
(3)資金調達におけるファイナンス理論の使い方
4.質疑応答
●場所:『企業研究会セミナールーム』
〒110-0015 東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル
●申込:一般社団法人 企業研究会