市場内買付けに対する買収防衛策とTOB

コラム「最強の買収防衛策」で触れたとおり、東京機械事件で最高裁は、取締役会の買収防衛策は原則として、株主の判断を尊重するものの、裁判所が介入することもあり得ることを確認したが、裁判所が介入する理由として、敵対的買収者の市 […]

最強の買収防衛策

東京機械事件で最高裁は、2007年のブルドックソース事件の最高裁決定を踏襲し、敵対的買収に伴い企業価値のき損が生じるか否かの判断枠組みは、「株主自身」により判断されるべきとした(最決令和3年11月18日)。理由は、法律の […]